FXに行き詰った人が覚醒するかもしれないブログ

FXで行き詰ってる人が覚醒するかもしれないブログ

3年迷走した果てに勝てるようになった経験を基に、FXの正解を書き残します

基本で学んでほしい事

 

本ブログの方針は、FX勉強を頑張っているが結果が出ない方へのヒントになるようなブログ作りです。

 

そのためにも、学習の在り方やゴールを先に知っておいてほしいため最初の記事として書かせて頂きます。飛ばさず必ず読んで下さい。

 

こういうそもそもの話の方がFX学習においてはとても重要です。何故なら、無限の情報が飛び交う投資界隈では正しい勉強方法が出来ている人が非常に少ないからです。

 

これでは能力以前の問題ですよね。なので、適切な学習しか意味はありません。つまり、何となく手法の精度を上げる為に検証している方など...無意味な努力になってしまうのが投資の本当の地獄です。

 

因みに大金を失うのが地獄と思うのが一般論ですが、それは正直レベルが低い時にしか起こらない事なので、私はそれは地獄だとは思いません。資金管理、損切すれば100%あり得ないので、因果応報というやつです。

 

この記事ではそんな真面目な人ほど地獄を見てしまう現状を変えるために、どのように学べば良いのか?を先に説明しておきます。

 

どんな手法にも使える環境認識が最強

まず、このブログでは一応私の手法としてラインとMAを絡めた解説はしていきますが、別にそれを使う必要はありません。

 

本当に伝えたい内容はテクニカルのツールではなく、波そのものの解釈の方法だからです。言い換えれば環境認識とも言えます。

 

  • 現状がどんな状況なのか?
  • そしてどっちに優位性があるのか?
  • 相場はどこへ向かっているのか?
  • 今ある手法をどう充てれば良いのか?

 

これらを理解した上でそこに合った手法を当てて取引をしていくのが上手なトレーダーです。よく聞く手法は何でも良いと言われる所以ですね。

 

相場の動きそのものへの理解が進めばどんな手法でも使い所さえ教えて貰えれば大体利益は出せるでしょう。私も問題なく出来ると思います。

 

本ブログではその環境認識の方法を説明していくつもりです。因みに、どんな手法でも必ず共通したテクニカルツールが1つありますが何か分かりますか?本ブログでも重要視しているものです...

 

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正解は、ローソク足です!個人的には圧倒的に相場の答えを教えてくれるツールだと思いますが、勝てない内はラインやインジケーターに熱中してしまうものです。

 

ローソク足を読み解きつつ環境認識を絡めていく事で、最終的には地合い読み、つまりどっちに優位性があるか?を判断出来るようになりますので、覚えておいて下さい。

予測の精度が上がれば勝てる訳ではない

相場で勝つにはどんな能力が必要だと思いますか?...

 

恐らくほぼ全員が「予想がよく当たれば勝てるようになる」と認識しているのではないでしょうか。

 

実はこれは間違いです。予測の精度を上げても勝てるようにはなりません。その理由はトレードはエントリーからイグジットまでがセットであり、その期待値を積むゲームだからです。

 

例え予測の精度が高かったとしても、エントリーからイグジットまでを適切に行動するには自身の手法を定義し、その手法でエントリーを繰り返した時に期待値がプラス

である事を認識していないといけません。

 

  • 相場の方向は当たっていたのにSLにかかって損になった
  • 自分の予想はよく当たるのに何故か自分を信じられず入れなかった
  • 1度だけ外してから相場に裏切られたと感じ、その後怖くなった
  • 相場を外すのが怖いので慎重になりすぎてタジタジ病になった

 

このようなメンタル状況に陥る人は相場を当て続ける事で利益を生むと誤解している人です。これでは折角の分析能力も活かせず勝てるようになりません。

利益=正解 / 損失=間違いではない

予測の精度上げを目指す人は利益が正解で、損失が間違いと認識していますがこれも当然違います。

 

期待値を積むゲームでは期待値を積むための行動が出来たら、利益損失どっちの結果でも正解となります。巷ではルール通りに行動すればOKというやつですね。

同じ事の繰り返しだと認識する

それではどのように今までの勉強を変えていけば良いのでしょうか?

 

それは、相場の予測が当たりやすい時の判断はどのようなパターンか。そして、その時にエントリー手法を使って任意の損切幅と利確幅を設定して入り続けた場合、どういう結果になるか。

 

このような視点で自身の成績を検証していく必要があります。「何となく予測がよく当たる」という曖昧な理解ではなく、「何故よく当たるのか?」を言語化し、それをルールとすれば何度も再現できるし、評価が可能になる訳です。

 

その上でエントリー手法を定義して同じようにエントリーを繰り返した場合に、その結果がプラスになっていれば、自身の感覚ではなく同じテクニカルの当て方と同じ入り方でプラスになったと認識できます。

 

「いつもの行動から外れた事さえしなければきっと勝ち続ける事が出来る」と思えるのは、相場の様々な場面でのメンタル的なマイナス要因に対する強い免疫にもなります。

裁量と思い付きの違い

こういう認識にすれば、いつも通りじゃないエントリーが思い浮かんだらそれは素人の思い付きだと判断できます。要するに負けやすい発想な訳です。

 

逆に、同じルール同じエントリー方法に合致している発想であれば、それはトレーダーとしての裁量だと判断出来る訳です。つまり多少のオリジナリティを出しても勝ちやすい発想です。

 

思い付きか、裁量判断か。この2つは結構違いが分かりづらく、エントリーが空回りしやすい原因になると個人的には思います。なるべくトレーダーとしての裁量の方だけ信じてエントリーをすれば成績が安定しやすくなります!

 

本ブログではエントリー手法も紹介しますが、貴方のポジションがそのエントリーと似たような形・流れで入れていれば恐らく大丈夫です。それを主軸に裁量か、思い付きかを考えてみましょう。

負ける覚悟の無い人は勝てない

最後に、勝てるトレーダーと勝てないトレーダーの大きな違いである負ける事に対する意識の差について付け足しておきます。

 

先ほど説明したようにルール通りの裁量トレードが出来ればOKという説明をしました。ここまで出来ていればトータルで勝てる感覚が持てるので、負けてもあまり恐怖を感じなくなります。

 

一方で、勝てない人というのは利確こそ正義になっています。予想が当たれば嬉しい、損切は外れだ。それの何がダメかと言うと、負けた時に裏切られた気持ちになる事です。

 

まず都合よく高勝率を叩き出せる手法に期待する事をやめましょう。それはプロトレーダーの境地であって、いきなりそんな状態になれる訳がありません。まずは思い通りでないけどトータルで勝てる状態を目指します。

 

トレーダーとして成功するための第一歩は負けても何も思わなくなる事です。損切等でメンタルが不安定な状態でいると相場分析も驚くほど歪みます。

 

こうなってほしい!と思いながらテクニカルを当てて都合よく解釈し始める「希望的観測」は良い例でしょう。自分では正常だと思っていても知らない内にこうなってるんです。相場より自分の方が怖いです。

 

それなのに高勝率を期待してたら100%引きずってメンタルに悪影響を与えます。このブログのゴールはある意味その境地に辿り着いてもらうことでもあります。

まとめ

基本編で学ぶべき事は、主に全手法共通の環境認識方法である。

 

また、同時に予測の精度上げをやめて同じ事の繰り返しだと認識するよう考え方に矯正していく必要がある。

 

勝てれば正解という訳ではない。勝ち負けに関わらずルール通りのトレードを繰り返す事が正解の行動。プロトレーダーで負けにネガティブな人は1人もいない。

 

ここの認識が間違っていると、何年勉強しても不思議と勝てない地獄に逝ってしまわれるので、気を付けて下さいね!